中日ラウル・バルデス投手(38)が29日、巨人戦(東京ドーム)に先発し、6回5安打2失点。同点の場面で降板し、勝ち負けはつかなかった。

 2点リードの3回、実松に1号ソロを被弾すると5回二死一、二塁で阿部に右翼へ適時二塁打を浴びて同点とされた。前回登板は14日のロッテ戦(岐阜)。「登板間隔は空いたけど、体調は良かった。2点は取られたが、何とか最少失点で6回まで抑えられて良かった」と自身の投球に及第点を与えた。

 2回の攻撃では一死一、三塁から右前へ適時打を放ち、勝利への執念を見せたが、9日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる3勝目(2敗)とはならなかった。