今季一軍初先発の斎藤佑に西武が異常警戒

2016年06月28日 16時30分

今季初先発を控える斎藤

 西武が久々に先発投手として対戦する日本ハム・斎藤佑樹(28)への警戒を強めている。

 

 日本ハムのローテーションは24日のオリックス戦が雨で流れたため変更。斎藤は当初の1戦目(27日、札幌)から3戦目(29日、同)に変わった。スライドしてまで執拗に西武に当てる敵指揮官に「何で斎藤をウチに当てるんだ。他の下位チームに当てればいいのに」と西武関係者は複雑な表情だ。

 

 今季一軍での先発がない斎藤との対戦は一見、勝利の確率が高いように思えるが…。実は、西武打線は先発・斎藤を苦手にしている。斎藤がプロ1年目の2011年は3戦で防御率2・45、0勝2敗と完敗。12年には開幕戦で斎藤に9回1失点でプロ初完投勝利を献上。先発・斎藤と最後の対戦になった14年9月29日も5回1失点で白星を奪われた。先発・斎藤は通算7戦で1勝4敗の“天敵”だ。今年も5月15日に中継ぎの斎藤と対戦し、1回無失点に抑えられた。

 

 西武打線はリーグ戦再開カードのロッテ3連戦では3戦連続2桁安打と好調。27日の日本ハム戦(札幌ドーム)は逆転負けを喫したものの、7点を奪うなど打棒に陰りはない。それでも、西武ナインは斎藤に対して「フォームを見るとボールが来そうで、なかなか来ない。どうしてもタイミングが合わない」と、やりづらさを隠せない。

 

「打って当然と思われるし万が一、斎藤に抑えられたら自信を失って、打線の調子が一気に落ちる可能性がある」と前出の関係者。斎藤とのマッチアップは西武にとってリスクの高い試合になりそうだ。