ロッテのドラ1・平沢 “オコエはライバルじゃない”

2016年06月25日 16時30分

 ロッテのドラフト1位ルーキー・平沢大河内野手(18)が24日、イースタン西武戦(ロッテ浦和)に先発出場。3回の第1打席で、右翼へプロ5号となる推定飛距離150メートルの場外弾を放った。

 

 約25メートルの防球ネットのはるか上を超えた打球は、球場脇の道路を挟み、隣接する駐車場のさらに先のマンション敷地内で見つかった。球団スタッフも「あのネットを超えたのは外国人が過去に2、3人いたくらい。あの体格の選手(176センチ、76キロ)では見たことがない」と目を丸くしたほどだ。

 

「あそこまで飛ぶとは思ってなかった。自信になるホームランです」と笑顔の平沢だが、その裏にはライバルへの心境の変化がある。開幕前から盛んに比較されてきた楽天・オコエは、交流戦前に一軍昇格、今も活躍を続けるが「そもそもポジションが違うし、(打席の)左右も違う。メディアが取り上げてくれるのはありがたいけど、特に意識はしてないし、ライバルとも思ってない」と言い切った。

 

 高卒ルーキーが一軍出場の裏には、楽天の選手層というチーム事情もあるが「それはわからないですが、オコエは一軍で何かつかむものがあって、僕は二軍で実力をつける期間。結果論ですが、ちょうどいいというか。オコエは楽天、僕はロッテでよかったと思う」と現在地を分析する。

 

 この日の特大弾にも「今(一軍に)上がっても前と同じ結果(6試合で9打数無安打6三振)に終わるだけ。まだまだこっちでやることがあるので」と首脳陣へのアピールは控えめ。数年後、2人の立ち位置がどうなっているのかにも注目だ。

 

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