またも救援失敗 阪神・球児にJF「K」の久保田打撃投手がゲキ

2016年06月25日 14時00分

同点の8回に代打・新井に痛恨の決勝打を許した藤川

 阪神は広島戦で降雨コールド負けし、今季ワーストタイの借金5で5位に転落した。2―2の同点の8回に登板した2番手の藤川球児(35)が決勝点を許し、今季3度目の救援失敗。先発転向失敗に続いてリリーフでも苦しい状態が続く“元虎の守護神”に、かつての救援トリオ“JFK”の一人、久保田智之二軍打撃投手(35)が「猛ゲキ」を飛ばした。

 

 首位・広島とのリーグ戦再開初戦を前に「波に乗ったらウチのチームは強いと思う。3つ取りにいく。球宴までぶっ飛ばしていきたい」と燃えていた金本監督だったが、善戦むなしい9回途中降雨コールド敗戦。藤川が新井に痛恨の決勝打を許したのが痛かった。広島とのゲーム差は最大の8・5。指揮官は「球児は勝負にいって高めの一番いいところを打たれてしまったんだから…」とフォローするのが精一杯。藤川も「また明日頑張ります…」と話した。

 

 これで藤川はリリーフに再転向して3度目の救援失敗。

 

 復調したかと思えば、またやられるの繰り返しでチーム内外からは「全盛期までは当然難しいが、いい状態が維持できない。今年はこんな感じで終わるかも」と冷ややかに見る声が日増しに強まっている。そんな中、かつて虎の最強救援トリオ「JFK」で共に戦ってきた“K”こと、久保田が「猛ゲキ」を飛ばした。

 

「球児はまだ頑張れますよ。力が落ちたとか言うけど僕はまだ違うと言いたい。確かに昔の姿はもう難しい。球速は落ちてもいる。でも、球にまだスピンが利いている。これは大事。元から投球術は持っているし、変化球をうまく使うとか幅が出れば…。球児は失敗からうまく学べる頭がある。僕は復活できると思っている」

 

 久保田は2005年、藤川とともに阪神優勝に貢献。07年にはNPB記録となるシーズン最多90試合に登板し、抑えとなった藤川とコンビを組んだ。同学年でライバルでもあった藤川のことは現役時代から熟知しており、さらに「今はとにかく打たれても引きずらないこと。今、ある力で最低限のことをやる。今年は復帰して期待も大きいだろうけど、気負いすぎないことが大事ですよ」とも付け加えた。