巨人・菅野智之投手(26)が、24日のDeNA戦(横浜)に先発し、3回途中、自己ワーストの9失点で降板した。ここまで防御率0点台の安定感を誇っていたエースに何が起きたのか。絶対エースのまさかの炎上劇は、巨人ナインにも衝撃を与えた。

 この日、一塁でスタメン出場し、捕手として菅野の成長をルーキー時代から見守ってきた阿部慎之助捕手(37)は「(菅野も)人間なんだなって思ったよ」と驚きを隠せなかった。

 小林誠司捕手(27)の離脱で、今季初めて菅野とコンビを組んだ相川亮二捕手(39)は「智之が投げて9失点は捕手の責任。あれでは話にならないし、それ以上、言葉がない。智之に対しても」と頭を下げた。