ソフトB・和田 全力でオコエ封じ!“手加減”要求に「オールスターじゃないので」

2016年06月24日 07時54分

キャッチボールで汗を流す和田

 ソフトバンクは今日24日から楽天3連戦(コボスタ宮城)に臨む。早ければ27日にも史上最速で優勝マジックが点灯する独走状態。その初戦を任される左腕・和田毅投手(35)は、ドラフト1位外野手・オコエ瑠偉(18)を封じてのハーラートップの9勝目を狙っている。高校の先輩にあたる楽天・梨田昌孝監督(62)からは、高卒ルーキー相手の手加減を要求される“口撃”を浴びたが、和田らしくクレバーに反撃。成長著しい18歳の若ワシを全力で封じ込めるつもりだ。

 今日24日の楽天戦に9勝目をかけて登板する和田が、思わぬ“圧力”に苦笑いだ。左腕にとって楽天・梨田監督は島根・浜田高の大先輩。今季初の直接対決を前に、その指揮官から「(和田は)後輩だし、手加減してくれるでしょう。変化球で入らずに自慢の直球で攻めてくれないと」。要求は、1番起用を明言した話題のルーキー・オコエへの直球勝負だった。

 これに対して和田は「梨田さんが打席に立つなら直球勝負をしますけど」とジョークを交えて反撃。「オールスターじゃないのでね。チーム方針通りいくつもりです」と切り返してみせた。

 対戦するのはオコエだけではないが、キーマンの1人と目している。その潜在能力について「体が大きく足も速い。スイングもいいし、怖い打者になる印象です。将来、楽天を背負う打者にもなるでしょうからね」と評価。「注目のルーキー。そういう打者が打てば相手が勢いつく。ああいう打者を乗せてはいけない」と話す。

 和田VSオコエの第1ラウンドは3月6日のオープン戦(倉敷)で実現し、結果は三ゴロだった。ただ、オコエは「自分もその時とは変わった。前と比べればタイミングも取れている」。和田もオープン戦で対戦した時より着実にレベルアップしていると感じている。

「前より迷いがないスイングをしている印象がある。吹っ切れたのか、自信がついたのか。一度は二軍に落ちたけど、交流戦で上がってきてからは本塁打を打ったり、一日一日成長している」。油断することなく、全力で封じるつもりだ。

 勝てばハーラー単独トップの9勝目となる。今季の目標として掲げた2桁勝利を球宴前に達成することも見えてくる。「自分の投げた試合にチームが勝つのが一番で、その結果として自分に勝ちがつけばいい。あと(今回も含めて)3試合あるけど、そうなればいいですね」

 リーグ戦再開の初戦を任された。投げ合う相手はエース・則本だ。チームにも自身にも大きな弾みをつける。

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