取材も殺到!ソフトバンクはキドコロ祭りだ

2016年06月23日 16時30分

交流戦MVPに輝いた城所

 ソフトバンクの城所龍磨外野手(30)が22日、交流戦MVPに輝いた。今季の推定年俸は1900万円。賞金200万円の使いみちについて「父の誕生日に何かをプレゼントしたい。長く野球を続けたいので、サプリメント代にしたい」と話した。

 

 12年間で1本塁打だった守備代走要員が、3週間の交流戦で打率4割1分5厘、5本塁打、12打点と大暴れした。思わぬシンデレラボーイの誕生となったが、チームと球団の双方にもたらす“城所効果”も絶大だという。

 

 チームでいえば、こんな声が出ている。「潜在能力といっても、もう若くない守備固めの選手。代打起用にしたって誰もが驚いたくらい。ただ、だからこそ下にいる若い選手にも励みになる。城所は練習熱心さが評価された。工藤監督はいろんな選手にチャンスを与えているけど、マジメに取り組んでいれば、見ていてくれるわけだからね」(球団フロント)

 

 また、営業的な貢献度も大きい。今や「ソフトバンク=常勝」の構図が定着。普通に勝つだけで全国的に大注目されるわけではない。ただ、苦労人のブレークは話題性十分で「交流戦の終盤からはテレビ局からの取材もバンバン来て“城所祭り”ともいえる状況です」(球団関係者)という。

 

 人気もうなぎ上りで交流戦MVPグッズが発売されることも決定した。控え時代の「キドコロ待機中」から始まった「キドコロ○○中」シリーズが大好評で、今回は「キドコロに夢中」とプリントされたTシャツとタオルが売り出されるという。

 

 努力が実った城所。その姿勢を見てきた一軍選手にも大いに刺激を与えている。