阪神・原口文仁捕手(24)が20日、オリックス戦(甲子園)に「3番・一塁」で先発出場し、0―0の8回、オリックス3番手・佐藤達から決勝の6号2ランを放った。

 不調のゴメスがスタメンを外れたため、打力を買われて一塁手として出場。見事にベンチの期待に応えることができ、「苦しいときに打ててチームが勝てたのがよかった」と安堵の表情を浮かべた。

「終わってから感じるものがある思う」と本職の捕手で起用されなかった悔しさをにじませながらも「役割があるので、そこでしっかりやるだけ」と前を向いた。