日本ハム・栗山監督「イチローの選択の正しさを今の選手たちに伝えたい」

2016年06月17日 11時17分

 日本ハム・栗山英樹監督(55)が偉業を達成したマーリンズ・イチロー外野手(42)について「選択の正しさ」を絶賛した。

 16日のDeNA戦(横浜)が雨天中止となりチームが軽めの練習を行う中、かつて取材者としてイチローに接してきた指揮官はその偉業に言及した。「ケガをしないでずっとやり続けることのすごさには、ただただ尊敬と敬服の言葉しかない。これだけ情報のある時代に柔軟性を含め、自分に合った(コンディショニングの)選択肢をいかに間違えなかったかということを今の選手たちに伝えたい」。大きな故障もなく25年目のシーズンで記録を伸ばし続ける大打者に敬礼。自分に合わなかった米国式ウエートトレーニングに背を向け、持ち前の柔軟性、しなやかさを維持し自己管理の中心に置いてきたその信念に敬意を表した。

 その上で、「二刀流」というイチローとは違う孤高の道を進む4年目・大谷翔平投手(21)について「それはちょっとイチローに失礼。こちらはまだたったの4年。ただ、(二刀流の)使い方を見てもらえば分かる通り少しは前に進めている」と言及。ここまで大きなケガもなく順調に未踏の荒野を進む二刀流右腕の将来を、イチローに重ねていた。