巨人は8日の西武戦(西武プリンス)で7―5の逃げ切り勝ちし、再び交流戦単独首位に立った。先発の内海哲也投手(34)は6回2失点にまとめて今季2勝目(2敗)を挙げた。降板するまで一度も三者凡退に抑えられなかったが、3回以降は追加点を許さず「粘り強く投げることができた」と振り返った。

 歴代3位タイとなる交流戦通算22勝としたベテラン左腕に対して、高橋由伸監督(41)は「1イニングでも長くというのは先発の役割。次はもう少し投げてくれれば」とさらなる期待を寄せた。