西武・雄星は後輩・大谷コンプレックスを払拭できるか

2016年06月08日 16時00分

菊池はマウンド上で笑みを浮かべる余裕も

<西武6-2巨人(7日)>西武・菊池雄星投手(24)が7日の巨人戦で7回を2安打2失点9奪三振の好投。最速154キロの速球とカーブを軸に6―2の勝利に貢献し、自身4連勝でハーラートップタイの6勝目(5敗)を挙げた。チームは5月17日時点であった借金「9」を、16戦12勝4敗の猛チャージで「1」にまで軽減。交流戦も巨人と並び首位タイに躍り出た。

 

 その12勝のうち4勝を一人で稼いでいる菊池は「(2失点した)4回だけでしたね。いい球を狙い過ぎてちょっとバランスを崩してしまった。小手先で投げていたのをキャッチボールで“マン振り”に修正した」と5回以降の立ち直りに手応えを語った。

 

 くしくも、これで5日の東京ドームで6安打2失点10奪三振の完投で4勝目を挙げた日本ハム・大谷翔平投手(21)に続く「花巻東リレー」で巨人に“連勝”。地元・岩手の関係者は「打者でも一流の大谷は別物。雄星には球界ナンバーワン左腕になってもらいたい」と菊池の本格化に、岩手の時代到来を実感している。

 

「これまでは年末に帰ってきても大谷世代が(母校)グラウンドで練習をしていると、気後れして(大谷が)いる時間を避けて監督、部長にあいさつに行くのが雄星だった。今年はぜひ結果で大谷を上回って堂々と母校に顔を出してもらいたい」(前出関係者)と大谷の存在があまりにも大きすぎて、地元では影が薄くなっていた菊池。それだけに実力で大谷コンプレックス払拭を願う声が大きい。