中日・ビシエド“復活” させるのは谷繁監督の指導だ

2016年06月04日 11時10分

 中日は3日の楽天戦(ナゴヤドーム)に1―3で敗れて4月14日以来の借金生活に転落した。谷繁監督は「また1つずつやっていくしかない」と必死に前を向いたが、心配なのはバットの調子が下降気味のダヤン・ビシエド外野手(27)だ。

 

 開幕から3試合連続本塁打を放つなどド派手なデビューを飾り、4月終了時点ではリーグ4位の打率3割4分7厘、同トップタイの9本塁打、同2位タイの23打点をマーク。3、4月のMVPを獲得するなど飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、看板の本塁打は5月中旬以降1本と激減し、高い数字をキープしてきた打率も3割1厘と、とうとう2割台が見えてきた。

 

 ビシエドは「チームは試合がめちゃくちゃになるようなひどい野球をしているわけじゃない。まだ試合は残っているので心配することはない」と話すが、主砲がこのままの状態でいいわけがない。チーム内ではビシエドへのアドバイザー役として谷繁監督への期待が高まっている。開幕当初、打撃不振に陥っていたナニータに対して指揮官が4月13日に打撃指導したところ、翌14日から20試合連続安打と打ちまくり、現在も好調をキープしているからで「ここまで監督がビシエドに教えているところはほとんど見ないけど、そろそろナニータみたいに指導してやってほしい。そうすれば技術面でも精神面でも『ボスから直接言ってもらえた』とビシエドの励みになるはず」(チーム関係者)というのだ。

 

 ビシエドのバットが息を吹き返すかどうかのカギを握るのは谷繁監督? 別の関係者も「監督は選手の実績や性格面を考えて指導しているとは思うけど、ビシエドも苦しみ始めているし、今こそお願いしたいよね」と熱く要望しているが…。