防御率0点台を誇った阪神・岩貞祐太投手(24)が、3日の西武戦(甲子園)に先発し、自己ワースト9失点の乱調で3敗目を喫した。

 3回、連続三振で簡単に二死を奪った後に2四球と安打で満塁とすると、西武の4番・メヒアにグランドスラムを被弾。「慎重になりすぎた。リズムを作れない投球になり、大量失点につなげてしまった」と悔やんだ。

 4回に味方打線に3点の援護をもらったが、直後の5回と6回にも失点し、6回途中でKOとなった。

 試合前まで巨人・菅野に次ぐリーグ2位の0・88だった防御率は2・01(同4位)まで下がった。