日本ハム・斎藤佑樹投手(27)が3日の巨人戦(東京ドーム)に1―5で迎えた7回に3番手として登板。坂本、長野、阿部の巨人クリーンアップをわずか8球で三者凡退に仕留める好投を見せ、敵地・東京ドームが大歓声に包まれた。

 さらに斎藤が好投直後の8回、味方打線がレアードの18号3ランで1点差にまで詰め寄ったが、4―5で敗れた。

 試合後、栗山監督は敗戦の悔しさを押し殺しながら「東京ドームがすごかったね。みんなが見たい選手が球場を支配するというか。それも彼が持っている力だと思う」と力説。敵地の雰囲気を変えた斎藤の“特殊なパワー”に言及していた。