中日・バルデスまたも勝てず ソフトB打線に4回4失点KO

2016年06月02日 21時14分

中日のラウル・バルデス投手

 中日のラウル・バルデス投手(38)が2日、ソフトバンクとの交流戦(ヤフオクドーム)に先発し、またも勝てなかった。

 

 過去3試合白星なしのバルデスは、好投しながら味方の援護に恵まれない不運な展開の試合が続いていたが、この日ばかりは誰のせいにもできない内容だった。

 

 打線は前夜(1日)の快勝劇の余韻覚めやらぬ絶好のスタートを切る。初回、2番・藤井が中田の初球、内角低めのスライダーを右翼席へ運ぶ先制弾を放つ。

 

「(中田は)立ち上がりがそんなにいい投手ではないので、甘い球がくると思ってました。甘くきた球をしっかり1球で仕留めることができました」とコメント。かつての同僚の〝癖〟を読み切った狙い通りの打撃で、中日が主導権を握った。

 

 ところがその裏、バルデスは先頭の今宮を四球で歩かせると、続く本多に左前打で無死一、二塁のピンチを招く。3番・柳田は見逃し三振で切り抜けるが、続く内川にまたも四球を与えてしまう。一死満塁で迎えた長谷川の右前適時打であっさりと逆転を許し、続く松田の左犠飛でこの回に3点を失った。

 

 打線は4回、ナニータがソロ本塁打で1点差としたが、その裏にバルデスが今宮に一発を浴び、再び2点差とされた。

 

 この回でマウンドを降りたバルデスは「今日はコントロールが悪く、自分のリズムで投げることができなかった」とがっくり。あだ名の「おじいちゃん」には、38歳のベテランでありながら、中3日もいとわぬタフさへの敬意が込められているが、この状況ではせつない響きに聞こえる。