巨人・西村健太朗投手(31)が2日のオリックス戦(京セラ)から今季初昇格した。コンディション不良で二軍調整となった公文克彦投手(24)と入れ替わり、一軍へ合流。

 試合前のチーム練習で軽く汗を流した、かつての守護神は「しっかり投げるだけです」と表情を引き締めた。

 昨年9月に右ひじ遊離軟骨のクリーニング手術を受け、今年の春季キャンプではリハビリ組で調整。4月に三軍で実戦復帰した後、5月10日から二軍に合流し、5試合で計6イニングを投げ、防御率1・50をマーク。

「こうやってチームに呼んでもらったので、三軍、二軍で学んだことをしっかり出したい。1か月間、三軍ではしっかりやったので勉強になった」

 連日のようにフル稼働中のGブルペン陣にとって、2013年セーブ王の一軍復帰は強力な援軍となりそうだ。