ソフトバンクの工藤公康監督(53)が17日、二軍での前回登板の際に右手の違和感を訴えていた松坂大輔投手(35)について言及した。

 指揮官は「問題がなかったという報告は聞いています。機能的なバランスが崩れて、結果的にそうなったのかもしれない。大ごとになっているわけではない。調整して投げられるのではないか」と話し、投球フォームが安定しないためにバランスを崩したことが原因で、右手については軽症との見通しを示した。

 松坂は14日のウエスタン・リーグ、広島戦(マツダスタジアム)に先発し、1回3分の2を投げて7安打9失点、3四球と打ち込まれていた。降板の際に右手を気にするそぶりを見せており、前日(16日)に検診を受けた。