阪神が「コリジョンルール判定」意見書を提出

2016年05月12日 22時08分

 阪神は12日、セ・リーグ初適用となった11日の巨人戦(甲子園)でのコリジョンルール判定をめぐり、不服を申し立てる「意見書」をNPBに提出した。

 

 谷本球団常務は内容について「杉永責任審判がおっしゃっていた『最初から(走路を)ふさいでいた』というのが最初からではないし、捕球態勢に入るために後ろに下がり、またいだ状態かもしれないがふさいでいない。走路は空いていたということ。それから審判団が判断するアウトのタイミングというのは何なのか。また、金本監督が抗議に行った時に『説明はしない』と。試合を決定する判定の変更について審判団も説明する責任はある、と書いた」と話した。

 

 前日の試合後、金本監督とともに全方位からビデオで検証し、意思確認した上で意見書提出の運びになったという。

 

 一方、同試合に先発し、コリジョン判定に泣いたメッセンジャーは「気持ちは切り替えている」と前を向きながらも「審判が何を見て判断したのかわからない。納得はいかないね。4アウトがいるのが新ルールと思ったよ。米国? 向こうはカメラの数が圧倒的に違う。いろんな角度から見られるようになっている」とあきれ顔だった。

 

 なお、阪神から提出された意見書に対し、セ・リーグの杵渕秀統括は「審判は捕手が走路をふさがなくても捕球できたと判断し、(衝突禁止の)ルールを適用した」とコメント。判定は適切だったとの見解を示したが、今後もコリジョンルールによる混乱が物議を醸すことは確実だ。