パ・リーグ5位に低迷する西武が6日、コーチ陣の改造を行い、一軍ブルペン担当に森慎二・二軍投手兼育成コーチ(41)の昇格を発表した。土肥義弘投手コーチ(38)がベンチに入り、潮崎哲也ヘッド兼投手コーチ(47)とともに投手コーチ3人制を敷く。また、小野寺力二軍マネジャー(35)の二軍投手兼育成コーチ就任も併せて発表した。

 鈴木葉留彦本部長(64)は「先発が大量失点している。意思の疎通ができておらず(潮崎)ヘッドが忙しすぎた。土肥をかませれば早めに(継投が)できる」と狙いを語った。

 4年間、裏方として貢献してきた小野寺コーチは「もう一度ライオンズのユニホームを着たいと思っていた。裏方として気がついたのは、人としてできることができていない。あいさつなど人としての力が足りない選手がいる」と意気込みを語った。