中日・ビシエド“打ち出の小槌”折れた

2016年05月06日 11時00分

4回に辛うじて右前打を放ったビシエドだが…

 中日が5日の阪神戦(ナゴヤドーム)に0―1で敗れ、2試合連続の零封負けを喫した。カード負け越しで貯金は0。誤算は過去の阪神戦で26打数14安打、打率5割3分8厘、5本塁打、11打点と打ちまくっていた新外国人のダヤン・ビシエド外野手(27)が、この3連戦で10打数1安打と沈黙したことだろう。ビシエドは「ヒットは出ていなかったが、当たりは悪くなかった。すごくひどい感じではない。(次の巨人戦は)感じ的にはいいと思う」と次戦への奮起を誓った。

 ただ、気になることもある。開幕からビシエドは2種類のバットを使って本塁打を量産していた。1つは米国で昨季から使っていたビクタス社製で、もう1つは今年から使っているミズノ社製。ともに長さ34インチ、重さ890~900グラムだが、ミズノ社製はヘッドが返りやすい重心になっており「自分の感触や相手投手の特長を見て選んでいる」と2種類をうまく使い分けて結果を出してきた。

 ところが、そんな大切な“打ち出の小づち”の1つのミズノ社製のバットが底を突いた。ミズノ社に作ってもらった10本が先週末の広島遠征で全て折れてしまったのだ。すでに追加のオーダーをしているが「連休に入ってしまったのでいつになるかはちょっと…」(ミズノ社担当者)といつ手元にくるのかわからない状況。「ミズノのバットで打てていたので早く来てほしい」とビシエドはその日を心待ちにしている。