早実・清宮幸太郎(2年)が4日、秋田・能代市の山田久志サブマリンスタジアムで7回制で行われた能代戦と能代松陽戦の2試合に「3番・一塁」で先発出場し、7打数2安打2三振だった。チームは能代戦が8—3、能代松陽戦は6—1で、いずれも勝利した。

 前日の八戸光星戦も4打数無安打だった清宮は「全然良くないっす。おかしいっす、なんか。普通ならあんなの、もっといいヒット打ってると思うんですけど。自分でも(気持ちが)前にいってるって感じはあるけど、イマイチ修正できていない」と浮かない表情だ。

 それでも「(昨年5月の)日本文理との練習試合も8タコで、(和泉)監督にも『日本海側に弱いんじゃないか』と言われた。五月病? 誕生月なんですけど、おかしいですね(笑い)」とユーモアで返す余裕を見せた。

「このまんまでは帰れない。(明日は)なんとか芯で捉えたい」と話す清宮は秋田遠征最終日の5日、秋田のファンの前でアーチを描くことはできるか。