阪神・藤川に復活の兆し 7回途中1失点に本人も手応え

2016年04月30日 19時10分

 阪神・藤川球児投手(35)が20日ぶりのマウンドで復活の兆しを見せた。

 

 30日のDeNA戦(甲子園)に先発し、最速146キロの直球に加え、カーブやフォークを有効に使って3回までパーフェクト投球。4回一死二、三塁でロペスに犠飛を許して先制点を与えたが、その後は追加点を許さず、7回二死満塁の場面で降板した。打線の援護がなく2敗目(1勝)を喫したが、復帰後、最長となる6回3分の2を投げて、3安打1失点の好投だった。

 

 10日の広島戦で5回途中7安打7失点でKO降板。一軍登録を抹消され再調整を行ってきたが、この日の投球に香田投手コーチは「今日までいい時間を過ごしてくれた。低めの変化球とストレートの精度が良かった。こういうピッチングを次回もやってくれれば」と合格点を与えた。

 

 藤川も「シーズンを送る上で状態を上げていかないといけないが、上がってきているのは感じ取れている。できるだけ試合を壊さないということはできたと思う」と手応えを感じ取った様子だ。

 

 金本監督は「球児は今回が一番良かったんじゃないかな。ボールもきていたし、カーブのキレが良く空振りを取っていた」と絶賛。試合は打線がふるわず、2―3と競り負け。「勝ちをつけてあげたかった。打線が打てないね」と嘆いた。