マエケンの「サインボール」がファンに不評な理由

2016年04月30日 06時00分

前田のサインボール

【カリフォルニア州ロサンゼルス発】ドジャースの前田健太投手(28)にファンがまさかの“ブーイング”だ。28日(日本時間29日)のマーリンズ戦で初黒星を喫したが、前田の人気は高く、チームストアでTシャツやユニホームが飛ぶように売れている。ところが、サインボールだけはサッパリだ。

 ボール担当のロバートさんは「実は、まだ一つも売れていないんだ。確かに新人で299ドル(約3万2000円)はちょっと高いけど…」と明かす。しかし、理由は価格ではない。「それよりもサイン! 誰か前田にサインがひどいって伝えてよ。お客さんからも日本語で書くか、もっと分かりやすくしてほしいという意見をよくもらうよ」と訴えた。

 背番号の18も入っており、分かりにくいとは思えない。ロバートさんによれば近年は読みにくいサインを書く選手もいるそうだが、往年のメジャーリーガーらは分かりやすくサインを書くのが当たり前だったという。

 人気の高さの証しとはいえ、前田もファンからマウンドでのパフォーマンスではなく、サインに“ブーイング”されるとは思わなかっただろう。

 ちなみに前田が本拠地初勝利を挙げた4月17日(同18日)のジャイアンツ戦で実際に着たユニホームを7495ドル(約82万円)で、ドジャー・スタジアムのコレクターズストアで26日(同27日)に売りに出したところ、速攻で売れた。

 同ストアで前田の商品を扱っているマックスさんは「早かったよ! 入荷して売れるまで1時間もかからなかったんじゃないかな。買って行ったのは50~60代の日本人男性の方で、娘さんと一緒にいらしていた。カードで一括払い。ごく普通の丁寧な人に見えたけど、ユニホームはその場で着用していたよ」と明かしてくれた。

 前田は“サイン問題”をどう解決するのか。