中日・亀沢 不振脱出のきっかけは“ガッツ打法”

2016年04月26日 16時00分

大張り切りの亀沢

 中日・亀沢恭平内野手(27)が25日、一軍練習に合流した。昨季は107試合に出場して打率2割6分9厘とレギュラーを手にしたかと思えたが、オープン戦から打撃不振に陥り、開幕からわずか2試合に出場しただけで3月31日に登録抹消。ここまで二軍で調整してきたが、ウエスタン・リーグで10試合に出場して29打数9安打の打率3割1分、5盗塁の成績を残すなど調子を上げてきた。

 不振脱出のきっかけは小笠原二軍監督からの金言だった。「僕は人のアドバイスをすべて吸収しようとする癖があるので、まずはその性格的なことを指摘された。自分でどうしたいのか、どういう選手になりたいのか、と言われて、導き出した答えは、塁に出ること。そのためにどうするのか考えた結果、タイミングの取り方を変えた」という。

 これまでアウトステップに開いていた右足を、スクエアよりも、やや内側となるインステップに変更。「逆の発想でやってみた。今までそういう打ち方をしてなかったから勇気がいった」というが、体を開かなくなったことで「投手の球に対して入っていきやすくなった」と手応えを感じている。

 手本にしたのも現役時代の小笠原二軍監督の“ガッツ打法”。「どうやって打っているのかなとユーチューブとかの動画サイトを見たんですが、核心に迫るものがあったんです」。これに小笠原二軍監督本人のアドバイスもあるのだから心強い。そうして新フォームを作り上げた。

「もう1回自分を見つめ直す、再確認のチャンスを与えてくれたんだなと、ポジティブな考えでやっていた」と亀沢。昨季107試合に出場した男は“ガッツ打法”で「もう1回セカンドのレギュラーを取りたい」と目をギラつかせている。