プロレスリング・ノアの丸藤正道(36)と潮崎豪(34)が15日、オリックス―西武(京セラドーム)の始球式に登場し、25日と5月28日に開催される大阪大会をアピールした。

 丸藤は赤いリングコスチュームを脱ぎ捨てると、捕手を務めた潮崎に向かって全力投球。あいにくボールは大きく右へそれ、打席に立った球団マスコットのバファローブルに直撃してしまった。

 まさかの“死球式”となったが、丸藤は「心地いい緊張感だった。コントロールは完璧。練習ではもっと大きく外れていた」とニンマリだ。

 この日のために30年ぶりに野球のボールを握り、約200球を投げ込んできたというが…。

「やっぱり投げ手も捕り手もプロじゃないとダメですね」と笑顔を見せた丸藤は、苦戦が続くオリックスに「僕らも順調なことばかりではなかった。ファンの声が力になりますよ」とエールを送った。