中日・若松駿太投手(21)が12日の広島戦(呉)に先発し、8回3失点で完投したが、今季初黒星(2勝)を喫した。

 初回に先制点をもらいながら、その裏に4安打を集中されるなど2点を奪われて逆転を許し、6回にはエルドレッドに2号ソロを被弾した。

 「先制点をもらった後(の失点)がダメでした。安易にいきすぎた。本塁打も甘かったです」と猛省した右腕は、113球の粘投にも「勝たないと意味がないです。次は勝ちます」と巻き返しを誓った。