阪神・藤川球児投手(35)が10日、広島戦(甲子園)に先発。14年ぶりの甲子園での先発にスタンドを沸いたが、5回途中7安打7失点で1敗目(1勝)を喫した。チームも7―8で敗れ、初のカード負け越しとなった。

 初回、菊池に浴びた2ラン以降は危なげない投球を披露していたが、勝利投手の権利のかかった5回に状況は暗転。5連打を浴びてKOされてしまった。藤川は「申し訳ないとしか言いようがない。点を取ってくれていたので粘り強くと思っていたが…」と肩を落とした。