阪神 球児に捕手育成の重大ミッション

2016年03月28日 16時00分

4回にピンチを迎えた藤川(中)

 阪神の藤川球児投手(35)が27日の中日戦に先発。NPBでは13年ぶりの先発となったが、5回4失点とスタミナ面の不安を露呈し、4年ぶりの復帰戦を白星で飾ることはできなかった。「2回り目からの投球が課題? 結果は結果なんでね。スタミナ? うーん…どうでしょうねぇ。考えてないです」と淡々と話す藤川に、金本監督は「今日の(チームの)勝ちは球児が一番救われたと思う」と話した。

 

 今後、先発としての課題を克服していくしかない藤川には「特別任務」も課せられている。捕手育成という重大ミッションがそれで、首脳陣からは「梅野を育てていかないといけない。球児と組むことで配球を覚えたり、引き出しを増やしてほしい」と今オープン戦からバッテリーを組んできた3年目・梅野の先生役に指名されている。

 

 イメージするのは西武黄金時代の強力投手陣に鍛えられた伊東勤(現ロッテ監督)や、ダイエー時代の工藤公康(現ソフトバンク監督)に「野球のイロハ」を叩き込まれた城島健司。実績ある投手の徹底指導で一人前になった捕手は多いからだ。自らの「先発挑戦」だけでなく捕手育成まで任されている藤川。大忙しのシーズンとなりそうだ。