【アリゾナ州サプライズ発】右ヒジ手術から復帰を目指しリハビリを続けているレンジャーズのダルビッシュ有投手(29)は24日(日本時間25日)、投球練習せずにウオームアップ後に左でキャッチボールをしただけでクラブハウスに引き揚げた。グラウンドで汗を流した時間は、わずか30分ほど。「今日は何もやってないので。明日投げる」とダルビッシュは説明。本来なら投球練習する順番なのだが、前日の帰り際に25日(同26日)の投球練習を指示されたという。

 そんなダルビッシュは前夜、アリゾナでキャンプ中の日本人選手とその家族を自宅に招いて食事会を催した。ナイターに出場したマリナーズの青木宣親外野手(34)は不参加。岩隈久志投手(34)は一人だったが、カブスとマイナー契約の川崎宗則内野手(34)、ドジャースの前田健太投手(27)は家族で参加した。

 食事もさることながらダルビッシュが日本から招いたトレーナーによる栄養学の勉強会で盛り上がったという。「前田の奥さんがすごく熱心に質問していた。酵素の話とかすごく興味があったみたい」と明かした。

 リラックスした時間を過ごしたダルビッシュ。25日は前回を上回るパフォーマンスを見せてくれそうだ。