花巻東監督にささやかれる引責辞任説

2012年10月31日 16時00分

 メジャー挑戦を表明しながら、日本ハムに強行指名された花巻東の160キロ右腕・大谷翔平投手(18)の恩師である佐々木洋監督(37)の辞任説が根強く流れている。

 高校生のドラフト有望選手が初めて日本のプロ野球を経ず、メジャー挑戦を表明する前例を作ったことに加え、岩手の地元関係者は「大谷を必要以上に囲いこんで取材規制を敷いてきたことで、県内マスコミからの批判がすごい。また、あれほど『県外選手は獲らない』と言ってきた禁を自ら破った揚げ句、9月の秋季岩手県大会では1回戦負けという醜態を演じた。(新学期前の)来年3月で辞める可能性は十分にある」と、引責辞任がささやかれている。

 また、菊池雄星(花巻東→西武)を擁し、センバツで準優勝するなど甲子園で旋風を巻き起こした2009年にはその影響で大物右腕・大谷など県内の有望中学生がこぞって入学してきたが、今やその人気も下火。「最近はいい選手が県外に分散して思うようなチーム作りができない」(地元関係者)と同校の低迷期到来を予言する見方もある。

 以前から佐々木監督は後任を流石(さすが)部長に委譲したい考えで、今年のタイミングが引き際と考えているふしがあるとか。「お兄さんが盛岡でスポーツ用品店を経営していることもあり、監督引退後は身内と一緒にメンタルトレーニング教室のような事業をやるという噂もあります」(同)と地元・花巻では大谷の行方とともに佐々木監督の去就にも注目が集まっている。

 

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