【フロリダ州フォートマイヤーズ発=カルロス山崎通信員】レッドソックスの上原浩治投手(40)は11日(日本時間12日)、翌12日(同13日)に組まれている本拠地でのマーリンズとのオープン戦初登板に備えた。


 レンジャーズ時代のチームメートでもある中継ぎ左腕のロビー・ロス投手とキャッチボールを10分ほど行うなど、フィールドではおよそ30分間のチームメニューをこなし「今日はハードやな」。上原が対外試合で投げるのは打球直撃により右手首を骨折した昨年8月7日のタイガース戦以来となるだけに、そのマウンドから目が離せない。また、マーリンズ戦に登板する予定の田沢純一投手(29)も軽めの調整を行った。


 キャンプ地では投手陣をサポートしたチームの特別GM補佐で、昨年野球殿堂入りを果たした伝説の投手ペドロ・マルティネス氏は「私は今日でいったん切り上げるが、また戻ってくる。多くの選手が健康だし、チームの雰囲気はとてもいい」と話した。