第2日の第1試合で釜石(岩手)と小豆島(香川)の“21世紀枠対決”が実現する。この日は東日本大震災から丸5年。会場では抽選会前に犠牲者への黙とうがささげられ、釜石の佐々木監督は「同情やひいき目はあるかもしれません。でも同情を味方にして勝たないといけない。野球と被災は別個に考えてしっかりやりたい」と気を引き締めた。

 一方の小豆島の杉吉監督は“21世紀枠対決”に「こんなこともあるんですね。うれしい。こんなに注目されることは人生にない」と喜びを隠せなった。