巨人は8日、都内の読売新聞東京本社で緊急会見を開き、新たに高木京介投手(26)の野球賭博への関与が判明したと発表した。記者会見での森田清司総務本部長と久保博球団社長の発言内容は以下の通り。
――他の選手の調査は
森田総務本部長:聞き取り調査は継続して進めている。調査することが再発防止につながる。
――高木京は巨人戦に賭けたのか
森田氏:笠原と同じ試合に賭けたと言っている。NPBの調査では笠原が巨人戦に賭けた証拠はないとのことだ。Bさんが協力してくれれば、すぐ分かる。連絡を取っているが電話に出てくれない。昨日の夜は「シラを切り通せ」と高木京に電話している。笠原も調査に応じてくれない。
――高木京は八百長をしたと言っているのか
森田氏:やっていないと言っている。
――高木京に罪の意識は
森田氏:軽い気持ちでやったと言っている。
――高木京が認めるきっかけは
森田氏:物的証拠がないからシラを切ろうとしたのではなく、Bさんと笠原から「名義を貸しただけと言えば大丈夫」と言われていたのでそう言った。10月からどうすればいいか家族に相談していた。悩んで悩んでいた。
――高木京から連絡があったのか
森田氏:今朝、高木京から「話したいことがある」と連絡があった。「今までうそをついていた」と本当のことを話してくれた。
――公式戦に参加させてもらいたいということだが
久保球団社長:賭博に関与していない選手、相手チームもある。ぜひ、参加させてもらいたい。
――ファンにどう納得してもらうのか
久保社長:昨年10月にこういう事件があり、再生を誓って出発したが、ファンの気持ちを2度裏切ることになった。球団の責任者として申し訳ない。強靱な体制をつくっていく。
【野球賭博】家族に相談し悩んでいた巨人・高木京「八百長はやっていない」
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