阪神・金本監督 一番の収穫は鳥谷の「変化」

2016年02月29日 19時26分

キャンプを打ち上げた金本監督(中)。左はドラフト1位の高山

 金本知憲監督(47)率いる阪神が29日、沖縄・宜野座での春季キャンプを打ち上げた。

「明るく厳しく」をテーマに、ハードな練習の中にも笑いありと表情豊かな1か月間を終えた指揮官は「元気と覇気があった。雰囲気づくり、野球に対する姿勢、取り組みを変えると言った。キャンプでは確かに雰囲気が変わってきているのではという感触がある」とナインの意識改革に手応えを口にした。

 主力の順調な調整ぶりや若手の台頭など収穫は多かったが、一番は鳥谷の変化だという。「鳥谷が率先して声を出してミスした選手をいじったり、いいプレーした選手を褒めたりしてくれた。シートノックでも彼がムードをつくってくれた」

 就任直後には「お前が変わらないとチームは変わらない。数字も実績、年数、年齢を考えた時に物足りなさ過ぎる」とゲキを飛ばしただけに、「自覚を持ってチームの雰囲気は自分がつくるんだという意志がはっきり見えた。僕の気持ちをくんでしっかりやってくれた」と目を細めた。

 鳥谷自身も「できることをしっかりやっていこうという気持ちだった。元気を出して明るくできてよかった。(目標は)優勝、日本一だと毎年思っている。そのために必要なことをチーム、個人で探していきたい」。

「超変革」を掲げる金本阪神。確かな第一歩を踏み出す最高のキャンプになったようだ。

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