阪神メッセ 開幕投手まだ藤浪には譲らない

2016年02月27日 16時00分

高宮(左)におなかの肉をつかませて喜ぶメッセンジャー
高宮(左)におなかの肉をつかませて喜ぶメッセンジャー

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(34)が開幕投手への熱い思いを明かした。春季キャンプではブルペン、紅白戦と順調にステップアップし、27日には初の対外試合となる韓国・三星戦に登板。準備に抜かりはない。照準を合わせるのは開幕の3・25中日戦(京セラドーム)だ。すでに2年連続3度目となる開幕マウンドを志願しているが、そこには強いこだわりがある。

 

「まずはチームの中で“コイツに任せれば大丈夫だ”と、みんなから信頼される選手でなければならない。次に、経験とキャリアのある選手が投げるべきだと考える。開幕戦というのは、やっぱり特別なもの。いい形でオープニングゲームに勝つと、勢いに乗ってシーズンに入っていけるからね。その重要性をしっかり理解できている人間が行くべきだ」。昨季は9勝に終わったが、2011年から4年連続で2桁勝利をマークするなど、チームをけん引してきた。チームへの愛着も人一倍。開幕志願はそんな自覚の表れだ。

 

 最大の“ライバル”となるのは、3年連続2桁勝利を挙げ、昨季チームトップの14勝をマークするなど成長著しい藤浪だが、メッセンジャーは「強く思うのは、若くて経験の浅い人より、もっと実績と経験のある投手がチームの中にいるのなら、そういう選手が開幕戦は投げるべきだ」とも話している。藤浪も「(開幕戦に)強いこだわりがあるわけじゃない。それよりも大事なものがある。143試合の中の1試合というか、優勝に比べたら小さいもの」とシーズン全体をとらえており、メッセンジャーにすればなおのこと“俺しかいない”となるだろう。

 

 まだまだ藤浪には譲れない。来日7年目の助っ人の開幕にかける思いは誰にも負けない。

 

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