巨人・村田修一内野手(35)が22日、沖縄キャンプで“幻のホームランキング打法”を復活させた。全体練習終了後の室内練習場でマシン相手に打撃練習を行ったが、その構えは突然8年前にタイムスリップ。額ほどの高さにトップを置いて一気に振り下ろすフォームは、シーズン46発で本塁打王に輝いた2008年の横浜時代のものだった。

 試行錯誤を続け、ついに結論が出たのかと思いきや、村田は「遊びですよ」。一緒に打撃練習していた岡本和真内野手(19)がテレビで見ていた村田の印象が08年打法で本人を前に実演しただけという。「若くて脂が乗ってた時だから何でも打てた。今はマシンなら打てるけど実戦ではね…」と村田はしみじみ。もったいない気もするが、再び封印するようだ。