中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が21日、ブルペンで今キャンプ最多の121球を投げ込んだ。

 途中で突然、谷繁元信監督(45)が右打席に“乱入”し、球筋をチェック。ルーキー左腕は「全く聞いていなかったので、多少ビックリしました。いいところを見せようと思ったけど、インコースは怖くて投げられませんでした」と冷や汗を流した。

 球速は130キロ台止まりだったが、指揮官は「僕が立ったら急に球が速くなった(笑い)。いくら初速が130キロでも、終速まで130キロならめちゃくちゃ速く感じる。ベース付近が速いのはいい投手ですよ」と黄金ルーキーを持ち上げた。