日本ハムの大谷翔平投手(21)と斎藤佑樹投手(27)が21日、ロッテとのオープン戦(沖縄・名護)の前にブルペンに入り、それぞれ101球、41球を投げた。

 今キャンプ最多の球数となった大谷は軸となるストレート以外にスライダー、フォークを多めにした調整。西武・福島スコアラーを「体がいちだんと大きくなって、投げる球にまた迫力が出てきたね」とうならせた。

 一方、これからの実戦登板の一つひとつが開幕一軍へのサバイバルとなる斎藤はノーワインドアップ、セットポジションから自分の課題と向き合った。同スコアラーは「下半身が大きくなってストレートも力強くなったような気もするけど、どうしても上体の反動で投げるぶん、左肩の開きが早くなってしまうのは、やはり肩をやってしまった影響なのかな」と分析した。