オリックスの糸井嘉男外野手(34)が18日、宮崎キャンプで“特別メニュー”に取り組んだ。

 この日はブランコ内野手(35)とともランチ特打に登場。83スイング中、15本の柵越えを放ち「気持ちいい」と順調ぶりをアピールした。

 また、全体練習後にはオフに通ったトレーニングジム「トータル・ワークアウト」のスタッフと合流。サブグラウンド横で坂道ダッシュを繰り返し、チューブを使ってのトレーニングなどで肉体チェックを行った。

「シーズンを戦えるように極秘チェックです。向上心を持ってやる」と言う糸井に、指導したスタッフは「体に負荷をかけることでよりキレが増し、スイングスピードもつく。正しい走り方をしてヒザの負担をなくす。もともと超人なんだから、まだまだポテンシャルを感じますよ」と話した。

 昨季はヒザの故障に泣かされただけに慎重な調整を続ける糸井。「トータル――」と“ケガをしないボディー”をつくり上げる。