阪神の守護神候補、新助っ人マルコス・マテオ投手(31=前パドレス)が、初の実戦登板で1回無失点と好投した。

 14日、沖縄・宜野座球場で行われた紅白戦で3番手でマウンドに上がると、2球目にいきなりこの日最速となる151キロをマーク。球場は、そのド迫力にどよめきに包まれた。一方でコースを突く投球も披露。「内角を突くのが自分のスタイル。アメリカでも日本人打者とは対戦しているが、今日の結果は自信になる」と不敵に笑った。

 金本監督は「左打者への対応は変えたほうがいい」と課題を挙げながらも、「スライダーは一級品。あんな高速横すべりはなかなかいない」と絶賛。1回3失点だったラファエル・ドリス投手(28=前タイガース3A)とは対照的にアピールに成功した。