中日レジェンド・杉下氏 90歳のフォーク始球式?

2016年02月12日 16時00分

伊藤(左)を指導する杉下臨時コーチ

 竜の偉大なレジェンドが、2016年シーズンの中日ホーム初戦のマウンドに降臨する。中日、大毎(現ロッテ)で通算215勝をマークし「フォークボールの神様」と呼ばれる杉下茂氏(90)が、今季のナゴヤドーム開幕戦の3月29日の広島戦で始球式を務めることが分かった。球団創設80周年の節目とあって白羽の矢が立った。

 

 目下、杉下氏は中日の沖縄キャンプで臨時コーチとして投手陣の指導、相談役としてブルペンで目を光らせているが、約1か月半後の本番を早くも意識してか、時折メーン球場でネットスローを繰り返すなど“調整”に余念がない様子。昨年9月26日に神宮球場で行われた東京六大学秋季リーグの明大―早大1回戦で始球式を務めた際はノーバウンドで捕手のミットに収まったものの、投球板のやや手前から投げたもの。それだけに今回は…?

 

 チーム関係者は「90歳で、もしプレートからミットまでノーバウンドで届いたらすごいこと。驚異的だよ。そうなったら中日の優勝という夢も届くような気がする。杉下さんにはぜひ本番で頑張ってもらいたい」と猛エール。さらに別の関係者は「始球式ではひょっとしたらフォークを投げてくるかも。今、(伊藤)準規とか何人かの投手にフォークを教えてもらっているけど、神様のフォークを公式戦のマウンドで見たら投手陣は非常に参考になるし、感激するよ」と言い、今から楽しみにしている。当日は大盛り上がりとなりそうだ。