オリックスの瀬戸山隆三球団本部長(62)が3日、キャンプ地・宮崎で覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された清原和博容疑者(48)について、コメントを発表した。

 オリックスは清原容疑者が2008年に現役引退したときに所属していた球団。瀬戸山本部長は「大変、残念です。残念としか言いようがありません」とコメントした。

 打線の主軸をともに担っていた北川博敏打撃コーチ(43)も「ビックリしてますし、ショックです。残念とも言いたくないし、ショックとしか言えない」と語った。

 一方、オリックス在籍当時、清原容疑者に広報として接していた熊谷泰充広報部課長兼管理部課長(40)は「スター選手と言われますが、僕は野球少年と感じた。リハビリに取り組む気持ちだったりで分かる。リハビリの途中でロッカーに戻っても、バットを手放すことはなかった。振れない状態でもバットを握っていた」と寂しそうに振り返った。

 また、昨季の交流戦前に清原容疑者から「なかなか、しんどいな」と勝てないチームを心配する電話があったことを明かし、「残念ですよね」と熊谷氏は語った。