原監督直撃「ダメなら辞める覚悟か?」

2012年03月05日 15時30分

【『無敵ジャイアンツ』のキーマンに聞く(1)】

——原監督は1月の講演会で「ベテランは10試合で結果が出なければ外す。若手は5試合」と明言した。これは実績のあるベテランの起用に苦しんだ昨年の教訓からか

原監督:全然そうではない。5とか10というのを決めたのは選手層(が厚い)というのもある。去年は選手もヘッタクレも「層」というものがなかったから。

——今季は実績ではなく結果重視ということか

原監督:結果もそうだが、結果だけではない部分でも見ないといけない。野球というのは「個」「個人プレー」の集合体なんですよ。良い個の集合体を作って、動く時は動く。それが「自己犠牲」であると。高い技術の個がないとできない。プロは特にそう。

——しかし、それは監督の愛読書「武士道」に反する気がする。「個人プレー」が集まってしまうと「主君に従事する」のは難しいと思うが

原監督:質の高いプレーヤーが集まらないとチームプレーも、強いチームも出来上がらないよ。もちろん「自分が死んでチームを生かす」ということはなきゃいけない。チームあっての個人だから。個人あっての巨人じゃない! それは大事…。君には難しいか?

——最後に、今年は「無敵ジャイアンツ元年」を白石オーナーから命じられている。3年連続V逸は監督の進退も問われる。「ダメなら辞める」という覚悟か

原監督:それは毎年よ。我々は毎年1年が新しいチームで歴史を作るんだという、その中で全力で戦う。そこで結果が出ない…。その時は我々の範ちゅうではない。でももちろんその覚悟がないとユニホームは着れませんよ。

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