巨人・高橋由伸新監督(40)の“覚悟の球春”がスタートした。1日の練習前、キャンプ地・宮崎の青島神社を参拝。リーグ優勝、日本一奪還を祈願した。前日の晴天から一変、冷たい雨が降りつける中、由伸監督のほか、斎藤二軍監督、川相三軍監督、堤GM、ナイン代表で長野選手会長、坂本主将が参拝した。

 午前8時50分に、由伸監督が参道入り口に姿を見せたが、風雨のためファンの姿はまばら。昨年までは列の中ほどを控えめに歩いていたが、今年からは監督として最後尾を歩いた。「頑張ってください!」と声をかけられると静かに頭を下げ応えた。「起きたのは6時くらいかな。2月に入るといつも寒いよね。選手も分かっているんじゃないかな」と指揮官は語った。