会話がない中日ベンチの〝怪〟

2012年03月08日 12時00分

 中日・高木守道監督(70)と主力ナインとの会話のなさに、チーム関係者がヤキモキしている。「タケシ(山崎)ですら、全く話しかけられていないそうだ。『調子どうだ?』程度もないらしいんだよ」


 指揮官はキャンプからドラフト1位の高橋周平内野手(18=東海大甲府)をはじめ、堂上兄弟、柳田、福田など、若手には積極的に声をかけて指導している。それが主力相手にはない。就任以来、「スターティングメンバーは去年とほとんど変わらない」と宣言している高木監督にしてみれば、主力への信頼の証しで、必要ないと感じているからだろう。しかし、チーム関係者は「たまには直接、声をかけた方がいいのでは」と話す。


 例えば、高木監督は13、14日の日本ハム戦(岐阜、小牧)と、15日の巨人戦(浜松)の3連戦に主力野手を顔見せ出場させることを決めたが、この方針が直接ではなく、コーチを通して間接的に伝えられたこと。この3試合は、いずれも落合前政権では主力を欠場させた地元の地方球場でのオープン戦だけに、チーム関係者は気にしている。


「選手も、監督のファン重視の考えは分かっているから、理解はするだろう。でも、あまりにもこうした間接的な指示ばかりが重なったら“一方的だ”と反発するかもしれない。選手は結構単純だから、監督から『頼むぞ』とか言われれば気持ちよくやれるんだよ」というのだ。3連覇を目指す中日。高木監督の主力ナインへの声かけが重要なキーワードになる!?

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