「世界の大谷」じゃなかった…米メディアの意外な反応

2016年01月28日 16時00分

自主トレを終え、報道陣に対応する大谷

 日本球界が誇る“101マイル右腕”日本ハム・大谷翔平投手(21)を巡る米国メディアの関心はまだそれほど高くないようだ。アリゾナキャンプ出発を翌日に控えた27日、大谷は千葉・鎌ケ谷の二軍施設で最後の自主トレ調整。約2時間、キャッチボールやネットスローなど投手メニューを中心に汗を流した。大谷はここまでのトレーニングを振り返り「自主トレは予定通り? そうですね。よかったと思います」。いよいよ自身初の米大陸上陸となるアリゾナ州ピオリアへと旅立つ。現地ではキャンプ地を借りる提携先パドレスのA・J・プレラーGMらフロントを筆頭に、近郊で春季キャンプを張るメジャー15球団の首脳、スカウト陣などが表敬訪問と称した“大谷視察”を計画している模様。その一方、米メディアは今のところ表立った動きを見せていない。

 球団への問い合わせ、取材の申し込みは数件あるようだが、今のところは日米両球界に明るいフリージャーナリストが「ウォールストリート・ジャーナル」など大手メディアに単発のインタビュー記事を売り込むため取材に来る程度。米スポーツ専門局「ESPN」やMLB公式サイト「MLB.COM」、全国紙「USA TODAY」が第1クールから、いの一番に駆けつけるような流れにはなっていない。

 米在住メディア関係者によると「大谷といっても米国ではまだ無名に近い存在。おまけに今オフにもMLB球団と契約する選手ではない。実際に動きがあるとすれば、本人が実戦に登板する試合に地元紙アリゾナ・リパブリックやアリゾナキャンプ組15球団の地元メディアが集合日前の暇ネタを探しに行くことはありえる」とのこと。米メディアの狙いはあくまで来月20日以降に招集されるメジャーキャンプ取材であって、日本の至宝ではないようだ。