オリ 糸井慰留へ“金子作戦”

2016年01月28日 16時00分

トレーニングに励む糸井

 オリックスの糸井嘉男外野手(34)が27日、東京都内のジムで自主トレを公開した。傾斜のあるマシン上でのランニングなどに励み「体は最高にいい状態」。昨年は打率2割6分2厘に終わり、2009年から続いていた打率3割、ゴールデングラブ賞受賞がストップしただけに「今年は昨年を払拭できるように(個人でも)結果を残して、チームでは優勝を目指して頑張りたい」と、きっぱりだ。

 

 順調なら、今年の開幕直後に国内FA権を取得する。契約は本人の希望で単年で「(今年の)オフにどういう気持ちになっているか分からない」。こちらの問題も注目されるが、瀬戸山球団本部長は「大切な戦力と考えている」と全力で慰留に努める考えを明かす。

 

「具体的な話し合いは、まだしていない」と言いつつ、糸井の心をつかむため、携帯電話やメールで密に連絡を取り合う“コミュニケーション作戦”も、すでにスタート。「彼(糸井)はグアムに行って練習したりして忙しいからメールをしました。今のところは一方通行ですけどね」(瀬戸山本部長)

 

 実はこの作戦、一昨年にエース・金子にも使ったもの。時には家族の話などを長時間にわたって語り合ったこともあった。そんな積み重ねの結果、FA宣言した金子の慰留に成功。今度は糸井にもというわけだ。

 

 日本ハムからオリックスに移籍後、4年目を迎える糸井は、もはやバファローズの顔。瀬戸山本部長の“アプローチ”は、これからが本番になる。