G村田「打率より出塁率」

2012年03月09日 15時00分

【『無敵ジャイアンツ』のキーマンに聞く(2)】


——昨季は20本塁打、得点圏打率も2割を切る(1割9分6厘)など、苦しんだ。統一球導入の影響もあったかもしれないが、どう捉えているか

村田修一内野手:統一球だけのせいではないと思う。中村(西武)、松田(ソフトバンク)にしろ、本塁打が増えた選手も実際にいる。ただ、セ・リーグの選手はやはり苦労したんじゃないか。

——というのは

村田:セ・リーグは広い球場がないし“(バットの)芯を外して”というピッチャーが多い。「セ・リーグのピッチャー」と「統一球」というのが(昨季の成績不振に)ハマったというのはあるんじゃないか。パ・リーグは球場が広いし(投手対打者が)力でという感じはある。その分、パ・リーグの選手も前でボールを捉えられると思う。ただセ・リーグでそれをやろうとすると変化球が多いので、前で拾おうとすると、空振りだったり、崩されるケースが多くなってくる。そこら辺の兼ね合いはあると思う。ただ実際、統一球に関しては打てる選手もいたわけだから全部が全部、ボールのせいというわけではない。

——その点を踏まえ、打撃に関する今季の新たな取り組みを教えてほしい

村田:まず(統一球は)1か所で捉えるのは難しいと感じている。今までは少し詰まってもフェンスを越えていたし(バットの)先っぽでも越えた。それを確実にできればいいが、最近のピッチャーはよく球を動かしたりしている。あとは本塁打じゃなくヒットでもいいのかなと。やはりレベルスイングの選手のほうが率は統一球でも残っている。内川(ソフトバンク)にしろ、長野にしろ“ドン!”と打つタイプより、線で捉えるタイプのほうが詰まってもヒットにはなる。打率も落ちて、ホームラン数も減るという事態は避けたい。

——打率を重視するのか

村田:出塁率ですね。それには四球も増やさないといけない。

——巨人、横浜の主砲同士の“移籍対決”にも注目が集まっている。巨人からDeNAに移籍したラミレスに負けたくない気持ちはあるか

村田:メディアの方が、そう言うのは僕は致し方ないことだと思っています。ラミちゃんはラミちゃんのいいところがあって、僕には僕のいいところがある。自分でラミちゃんに負けたくないとか、成績を上回りたいとかは思っていない。僕が入ったことでジャイアンツにもメリットがあると思うし、僕がいなくなってラミちゃんが入ったことでDeNAにもメリットがあると思う。とにかく僕は僕で、自分のスタイルで(巨人に)選んでもらったと思っているので、そのスタイルで野球をやりたいと思っています。

 

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