中日のドラフト1位ルーキー・小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が、昨年のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)の高校日本代表や、わかやま国体に出場した“戦友”らと一緒のネックレスやブレスレットをつけて張り切っている。いずれも「826YAJIROディープバランサー」というもので、W杯で侍ジャパンの主将を務めた篠原(敦賀気比→筑波大)から「試してみたら」と薦められたことがきっかけという。

「平沢(仙台育英→ロッテ)、成田(秋田商→ロッテ)、(吉田)凌(東海大相模→オリックス)、(佐藤)世那(仙台育英→オリックス)の国体メンバーや、オコエ(関東第一→楽天)もみんな持ってますよ。天然石を特殊加工したもので球速がアップしたり、バッターだったら飛距離が伸びたり、考え方も(ポジティブに)変わるみたいです。効果? 分からないです。ある気がするというか、あったらいいなと思って自分はつけている」。いろんな色がある中で「みんなとかぶらないように、たまたま青色を選んだら(ドラゴンズブルーの)中日入りが決まったので結果的に良かったです」とにっこりだ。

 中日の高卒ルーキー投手では22年ぶりとなる一軍キャンプスタートが決定。“戦友”の中ではオコエも一軍キャンプ切符をつかんでおり「いい年代ですよね。負けてられないです」と口元を引き締めた。