広島 あえて“ポストマエケン”設けず中継ぎ陣強化

2016年01月23日 10時00分

マエケンの抜けた穴は大きいが…

 巨大な穴は数で埋める!? 広島の緒方孝市監督(47)ら首脳陣、球団職員が21日、広島市内の広島護国神社で必勝祈願を行い、その後のスタッフ会議ではあえて“ポストマエケン”を設けない方針を固めた。

 これまでエースを務めた前田健太(27)はポスティングシステムでドジャースに移籍した。昨季も15勝を挙げて最多勝にも輝いており、25年ぶりのリーグ優勝を狙うチームにとって、その痛手は計り知れない。

 しかし、畝投手コーチ(52)は前田の穴埋めに関して「先発に戻る大瀬良(大地=24)が筆頭候補」としながらも「それが過度な負担になっても困る。みんなのレベルが上がって2~3勝ずつ増えるのが理想」との見解を示した。それを可能にするためにも必要なのが中継ぎ陣の強化で「昨年は勝ちパターンを2つ作りたかったけど、それができなかった。それを確立したい」と声を大にする。

 昨季の広島は1点差試合で25勝26敗。接戦での勝負弱さが目についた。拙攻もさることながら、大瀬良→中崎翔太(23)という“勝利の方程式”確立までに時間がかかったことも影響した。

 今キャンプでは永川勝浩(35)、中田廉(25)、一岡竜司(25)、今村猛(24)といった実績組の復活や、高卒2年目で初の一軍スタートとなった塹江敦哉(18)、藤井皓哉(19)、さらにドラフト1位ルーキー・岡田明丈(22=大商大)、ジャクソン(28)ら新戦力の実力を入念に見極めることになる。

 昨季は黒田博樹(40)の電撃復帰で先発6人態勢を敷いたが「今年は6枚にこだわらず、5枚にするかもしれない。特に開幕カードはDeNA、中日と昨年負け越したチームが続く。相性なども考え、開幕投手が2カード目にいくことも想定しないといけない」と畝コーチ。先発の負担減のためにも、中継ぎ陣は何枚でも欲しいところだ。

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